おっぱぶで恋は芽生えないのだろうか
おっぱぶとは何だ。荒野なのかい?
麗しき美女。豊満なおっぱい。しっとりとした触れ合い。そして、甘美な笑い声。
そんな夢のような世界だった。この世のオアシスだと思ったんだ。
オアシスだと、思ってたんだ・・・。
でもそれは、お店の中でだけの話。
いや、あそこはそんなに潤った世界か?
内装は綺麗だし、お姉さんも華やかだ。
そこで出会ったお姉さんに感じた愛のようなものは、ぼくの今までの経験に照らせ合わせると、愛だった。間違いないと思ったんだ。
お姉さんと、連絡先を交換した。
ご飯に行く約束も取り付けた。
でも、お姉さんの都合で、ご飯に行く約束はなくなった。
「連絡するね♡」からの連絡はない。
そりゃそうだ。
おっぱぶでしかおっぱいに触れられないような男は、どこに行こうと女の子の興味を引くことはできないのだ。
あはは。
あそこでも、夢のような世界でも、やはり女の子とお金をもっている男がモテるのだ。
ぼくが愛だと思っていた連絡は、彼女にとっては業務連絡でしかなかったのだ。
おっぱぶは、自然に恋が芽生える場所ではない。
お金を払って水をやり、それでも芽が出ないかもしれない。
競馬よりも理想の未来が成就する確率の低い場所。
だから、これからおっぱぶに行くことになる、後輩たちよ。
おっぱぶは、おっぱいを楽しみに行く場所と割り切るべきだ。
決して、心を奪われるでないぞ。